今日も絵本の続きです。
はじめは安野光雅さんの『おおきなもののすきなおうさま』。
タイトル通り、なんでも大きくないと気のすまない変わった王様のお話。
この特大チョコレート、美味しそう。。。私も食べたい。
あんまりチョコレートばかり食べていたので王様は虫歯になってしまいます。
小さな釘抜きで歯を抜くのは嫌だと駄々をこねるので村中の鍛冶屋が集まって特別大きな釘抜きを作り、それで歯を抜きます。
今度は庭を掘って大きな池を作り、掘った土で大きな植木鉢を作れと、命令されます。
池が出来ると大きな釣り針と糸をたれて大きな魚がかかるのをずっと待っている王様。
家来達はくじらをなんとか持って来てそのくちに大きな針をくわえさせ一安心。
大きな植木鉢に王様はチューリップの球根を一つ植えて、それは大きな花が咲くに違いないと待っていたのですが、小さなチューリップが一つ咲いた、というお話。
そして最後は『しずくのぼうけん』。
随分昔にいとこのお姉ちゃんにもらった絵本なのでこれはもう40年ほど前のものかも?!
村のおばさんのばけつから飛び出したしずくの冒険物語。
これは私が小さい頃、空で読めるほど読んだ絵本でした。
岩の割れ目に落ちてしまったしずく。夜寒くなると氷になったり、あけがた割れて爆発したり、忙しいしずくです。
洗濯機でぐるぐるまわされた挙げ句ストーブのそばて暖められて蒸気になって外へ逃げ出すしずく。外に出たらつららになって、でも春になるとまたしずくになって新しい旅を続けるというかわいいお話でした。